あばしり電力が取り組んだ北海道の「新エネルギー設備導入支援事業」の工事が完了
地球に優しく、災害に強く。
サステナブルな網走の未来に向けて、
地域新電力会社「あばしり電力」は
挑戦します。
太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーを最大限活用して電力の安定的な確保を推進し、CO2排出量削減を目指します。また、網走市で生まれた電力を網走市で消費することで、地元の資金を地域内に還流させ、地域経済の活性化を図ります。
2023年4月より、市の公共施設やNGKオホーツク株式会社(NGKグループ)への電力供給を開始し、利益をさらなるエネルギーの地産地消、脱炭素の取り組みに投資します。また市の遊休市有地などにPVを設置し遊休地を有効活用するなど、カーボンニュートラルの推進に向け再生可能エネルギー設備・供給先ともに順次拡大していきます。
2018年の北海道全域における大規模停電の経験を踏まえ、太陽光発電設備や電力貯蔵用NAS®電池を自社で保有し、自然災害などの有事に防災電源として活用することで、地域の電力における災害対応力の向上を図ります。災害時には、配電系統から切り離し、自営線を使って指定供給避難場所へ電力を供給します。
※「NAS」は日本ガイシ株式会社の登録商標です。
網走市潮見地区にある潮見小学校は、カーボンニュートラル先進モデル校として、あばしり電力が設置する太陽光発電設備とNAS®電池を使って、再生可能エネルギー100%の学校運営の実現を目指します。
太陽光パネルと大容量蓄電池を指定緊急避難場所でもある潮見小学校付近に設置することで、児童たちが再生可能エネルギーの仕組みやCO2削減効果を直接的に体験できる環境学習の場を提供します。また、地域の皆さまの再生可能エネルギーへのご理解を拡げる拠点となるよう活動していきます。
網走市では、「オホーツクの海、美しい川・湖、豊かな緑、澄んだ空気を守り育てる環境意識の高い市民がいきいきと暮らすまち・網走」を環境における望ましい将来像とし、次の5つの基本目標に基づき、環境の保全と創造に関する施策を展開しています。
(1)安心して暮らせる、住み心地のよいまち
(2)人と自然が共生するまち
(3)やすらぎがあり、心の豊かさを育むまち
(4)地域を活かした循環型社会の構築
(5)一人ひとりの環境意識が高いまち
あばしり電力は、持続可能な開発目標(SDGs【エス・ディー・ジーズ】:Sustainable Development Goals)の達成とサステナブルな社会の実現に向け、本事業を通じて社会の課題解決に取り組んでいきます。